何ができるの?さいたま市の鉄道博物館の楽しみ方を知ろう

さいたま市にある鉄道博物館は、鉄道ファンだけでなく、家族連れやカップルでも楽しめると話題のスポットです。鉄道の展示はもちろん、多彩な実演・体験型施設やレストラン、ミュージアムショップがあり様々な楽しみ方ができます。

鉄道ファンもうなる、鉄道に関する圧倒的な展示量


鉄道博物館のメインエントランスを入るとすぐに目に入るのが、所狭しと並べられた様々な時代の36両の実物車両です。こちらは、鉄道博物館の展示の約半分のスペースを占める、「ヒストリーゾーン」と呼ばれる鉄道の歴史を学べる展示施設です。このゾーンでは明治時代初期に鉄道が初めて日本に導入されてから現在に至るまでの歴史を学ぶことができます。36両もの実物車両の展示は、鉄道ファンはもちろん、子供や鉄道に詳しくない人でも楽しむことのできる圧巻の見ごたえが魅力です。今では見られなくなった旧型の車両は年配の方には懐かしさを感じさせてくれ、初めて見る子供や若者には歴史を知るための貴重な展示となっていると言えるでしょう。なかなか見る機会のない、明治時代から昭和にかけての御両車(天皇専用の車両)も展示されています。
ヒストリーゾーンには、これらの実物車両の展示と合わせて、日本の鉄道黎明期、鉄道網の拡大、電化の時代、新幹線の誕生といったその時代ごとのテーマに合わせた説明と、精巧な模型、鉄道史年表などの資料もあります。鉄道ファンもうなる圧倒的な情報量は、鉄道博物館ならではの魅力の一つです。

大人気の実演、体験型ゾーン


鉄道博物館で大人気となっているのが、実演、体験型のゾーンです。HOゲージ(在来線1/80、新幹線1/87)の鉄道模型としては日本一を誇る模型鉄道ジオラマの実演は、大人も子供も夢中になってしまう見学スポットです。約25m×8mのスペースに総延長1400mにもなるレールを敷き、最大20編成まで車両走行ができるジオラマは、線路、車両はもとより山や川など線路の走る周囲の街並みも本物そっくりの精巧さで、迫力と臨場感は他では味わうことができません。鉄道ファンにはたまらない、ループ線やスイッチバックなども忠実に再現されているのも嬉しいポイントではないでしょうか。約10分ほどの実演時間の中で、照明の変化によって朝から夜までの風景を見ることができます。
他にも、体験型アトラクションとしては敷地内の1周約300mの線路上で小さな列車を運転するミニ列車体験や、本物の蒸気機関車D51426のキャブ部分を使用して蒸気機関車の運転を体験する運転シミュレーター、講師からのアドバイスを受けながらディスプレイ付きの簡易運転台で運転体験をする運転士体験教室があります。本格的な運転体験が楽しめることから人気となっています。

見学の後も楽しいレストランとミュージアムショップ


見学の後にほっと一息ついたり、さらに楽しめるスペースと言えばレストランとミュージアムショップです。
鉄道博物館には二つの食事スペースがあり、一つは気軽に食事のとれるセルフサービスのカジュアルなレストランです。そして、時間のある方にぜひ訪れてほしいのが、かつて食堂車で提供されていたメニューを楽しむことができるもう一つのレストランです。「懐かしの列車食堂のビーフシチュー」や「懐かしの食堂車のカツカレー」など、その名を聞いただけでわくわくするようなかつての人気メニューを食べることができます。また、こちらの名物となっているのが、客室乗務員のまかない食だったという「ハチクマライス」と呼ばれるメニューです。ぜひ、鉄道博物館に訪れた際には食べてみてはいかがでしょうか。
ミュージアムショップでは、思わず自慢したくなるような鉄道博物館オリジナルの鉄道モチーフグッズがたくさん揃っています。鉄道ファンならずとも欲しくなってしまうような可愛いデザインのアイテムや、職場や近所の方に配るのに重宝するお菓子セットなどがあり、お土産にぴったりです。

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