さいたま市の観光と言っても、何が有名なのかすぐには思いつかないという方もいらっしゃるかもしれません。そんな方におすすめの観光スポットを3つ、厳選してご紹介します。さいたま市の多彩な魅力をぜひ発見してみてください。

大人も子供も楽しめる！鉄道博物館

鉄博（てっぱく）の愛称で知られる鉄道博物館は、ＪＲ東日本の創立20周年事業として創立された鉄道の博物館です。実物の鉄道車両の展示や、体験型の施設が充実しており、子供から大人、鉄道ファンまで幅広く楽しめるのが特徴です。
施設内の展示は大きく分けて、本物の鉄道車両を見学しながら鉄道の歴史を知る「ヒストリーゾーン」と、実際の鉄道の部品などを使って鉄道の仕組みを知ることのできる「ラーニングゾーン」に分かれています。運転シュミレーターやミニシャトルは小さな子供に人気のアトラクションです。本物そっくりの鉄道ジオラマは大人も子供も夢中になってしまうほどの迫力が魅力です。
施設内にはミュージアムショップやレストランもあります。ミュージアムショップは、鉄道博物館でしか買えない珍しいアイテムやオリジナルグッズが揃っており、鉄道ファンでなくともついつい欲しくなってしまうものばかりです。レストランでは、かつての食堂車で提供されていたメニューが食べられたり、車内販売のお弁当が購入できたりと嬉しいサービスがたくさんあります。友達同士やカップル、家族連れでも楽しめる場所が必ずある、おすすめの観光スポットです。

さいたま一のパワースポット！武蔵国一宮氷川神社

さいたま市の神社と言えば、武蔵国一宮である氷川神社です。東京、神奈川、埼玉を中心に280社以上あると言われる氷川神社の総本宮で、大宮氷川神社とも呼ばれます。さいたま一のパワースポットとの呼び声も高く、縁結びの御利益を求めて県内外から大きな信仰を集めています。
氷川神社の自然豊かな境内は約3万坪という広大さを誇り、一度その敷地に入ると日々の喧騒を思わず忘れるゆったりとした時間が流れています。また、旧中山道から延びる参道は約2キロにわたっており、参道の両側を桜やケヤキ、クスノキなど四季折々の木々が彩ります。のんびりと歩くのにもぴったりです。
初詣のシーズンには、全国ベスト10に入る多くの人出があり、屋台が多数立ち並び大変なにぎわいを見せます。毎年6月30日には、無病息災を祈願する茅の輪くぐりの行事に合わせて植木や花の即売市が開催され、12月10日には十日市と呼ばれる市が立ち、熊手市や屋台が所狭しと並びます。イベントのない日の神社の静かな雰囲気を楽しむもよし、大勢の人が訪れるイベントの際の活気やにぎわいを楽しむもよし、全く違う楽しみ方のできるスポットです。

買い物の後はイルミネーション！さいたま新都心

さいたま市の中でもさいたま新都心は比較的新しい街で、さいたまスーパーアリーナや、コクーンシティ、けやきひろば、官公庁ビルなど様々な施設がコンパクトにまとまっているのが特徴です。
さいたまスーパーアリーナは、アーティストの公園や、各種イベントが随時行われるさいたま一の大ホールです。コクーンシティは、広大な敷地に、人気のファッションブランドから、レストラン、家電量販店まで入った何でも揃うショッピングスポットです。一日いても飽きないお店の数で、時間がたつのを忘れてしまいます。
コクーンシティのすぐ近くには、けやきひろばがあり、ショッピングの合間にけやきの木陰でほっと一息つくことができます。毎年冬には、けやきひろばの木々にイルミネーションが施され、昼間とは違う幻想的な雰囲気がデートスポットや観光スポットとして人気があります。都内に比べてゆったりとイルミネーションを楽しめるかくれた穴場スポットとしておすすめです。他にも、けやきひろばではシーズンごとに大道芸フェスティバルや水かけまつりなど楽しいイベントが開催され、多くの人出でにぎわいます。ぜひイベントもチェックしてみてください。